53PM056|第53回 視能訓練士国家試験 過去問
非屈折性調節性内斜視の視能矯正で正しいのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
非屈折性調節性内斜視の治療を問う問題です。
解説
非屈折性調節性内斜視はAC/A比が高く、調節に伴う輻湊が過剰なため近見でとくに内斜視が大きくなります。したがって、近用部に凸レンズを加入して調節を肩代わりさせる近見+3.00 D加入の二重焦点眼鏡が治療になります。
完全矯正眼鏡だけでは近見の内斜視が残り、手術・抑制除去訓練・Fresnel膜プリズムは第一選択ではありません。
選択肢の確認
1.斜視手術
誤り。斜視手術は第一選択ではない。
2.完全矯正眼鏡
誤り。完全矯正眼鏡だけでは近見の内斜視が残る。
3.抑制除去訓練
誤り。抑制除去訓練はこの病態の治療ではない。
4.Fresnel 膜プリズム眼鏡
誤り。Fresnel膜プリズム眼鏡は第一選択ではない。
5.近見+3.00D 加入二重焦点眼鏡
正しい。近見+3.00 D加入の二重焦点眼鏡が治療となる。
覚えるポイント
- 非屈折性(高AC/A比)=近見>遠見の内斜視。加入レンズで改善する。
- 処方は完全屈折矯正値+加入度の二重焦点(executive型)。
- 成長とともにAC/A比が下がれば加入度を減らしていく。