54AM003|第54回 視能訓練士国家試験 過去問
後天性斜視の原因とならないのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
後天性斜視の原因とならない疾患を問う問題です。
解説
Sjögren症候群は涙腺と唾液腺が自己免疫性に破壊される疾患で、ドライアイと口腔乾燥が主症状です。外眼筋は侵されないため斜視の原因になりません。
Basedow病(甲状腺眼症による外眼筋の線維化)、Brown症候群(上斜筋腱鞘の異常)、眼窩底骨折(下直筋の絞扼)、重症筋無力症(神経筋接合部の障害)は、いずれも斜視の原因となります。
選択肢の確認
1.Basedow 病
誤り。Basedow病では甲状腺眼症により斜視が生じる。
2.Brown 症候群
誤り。Brown症候群では内転位の上転制限により斜視が生じる。
3.Sjögren 症候群
正しい。Sjögren症候群はドライアイをきたすが斜視の原因にはならない。
4.眼窩底骨折
誤り。眼窩底骨折では下直筋の絞扼により斜視が生じる。
5.重症筋無力症
誤り。重症筋無力症では眼球運動障害により斜視が生じる。
覚えるポイント
- 後天性斜視の原因=脳神経麻痺、甲状腺眼症、外傷、重症筋無力症、脳幹病変。
- Brown症候群は先天性が多いが後天性(外傷・炎症)もある。
- Sjögren症候群=ドライアイ・ドライマウス。抗SS-A/SS-B抗体。