54PM009|第54回 視能訓練士国家試験 過去問
Sagging eye syndrome で誤っているのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
Sagging eye syndromeの特徴を問う問題です。
解説
Sagging eye syndromeは、加齢により眼窩結合組織(プリー)が弛緩して生じる病態で、**遠見の内斜視が近見より大きい(開散不全型)**のが特徴です。したがって「遠見より近見の内斜視が大きい」は誤りです。
外方回旋を伴うこと、複視の原因となること、加齢とともに有病率が増加すること、眼窩プリーの変性が原因であることは、いずれも正しい記述です。
選択肢の確認
1.外方回旋を伴う。
誤り。外方回旋を伴うという記述は正しい。
2.複視の原因である。
誤り。複視の原因であるという記述は正しい。
3.加齢に伴い有病率が増加する。
誤り。加齢に伴い有病率が増加するという記述は正しい。
4.眼窩プリーの変性が原因である。
誤り。眼窩プリーの変性が原因であるという記述は正しい。
5.遠見より近見の内斜視が大きい。
正しい。遠見の内斜視のほうが大きく(開散不全型)、この記述は誤りである。
覚えるポイント
- Sagging eye syndrome=加齢による眼窩結合組織の弛緩。高齢者に多い。
- 遠見内斜視(開散不全型)+小角度の上下斜視・外方回旋。
- MRIで外直筋の下方偏位と上直筋-外直筋間の結合の菲薄化を確認する。