56AM039|第56回 視能訓練士国家試験 過去問
ERG の結果(別冊No. 6)を別に示す。正しいのはどれか。2 つ選べ。

2つ選択
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正解: 1・4
正答
1、4
この問題のポイント
ERGの記録から異常所見を読み取る図問題です。
解説
ERGでは、暗順応下の杆体応答が消失していれば杆体系の高度の障害を示します。また、最大応答(混合応答)の律動様小波(OPs)が減弱していれば、アマクリン細胞を含む網膜内層の機能低下を示します。
図の記録でこれらの所見がみられるものが正答です。錐体応答のa波の消失、フリッカ応答の振幅消失、b波の振幅増加は、記録と一致しません。
選択肢の確認
1.杆体応答の消失
正しい。暗順応下の杆体応答が消失している。
2.錐体応答のa 波の消失
誤り。錐体応答のa波は保たれている。
3.フリッカ応答の振幅の消失
誤り。フリッカ応答の振幅は完全には消失していない。
4.最大応答の律動様小波の減弱
正しい。最大応答の律動様小波が減弱している。
5.最大応答のb 波の振幅の増加
誤り。b波の振幅は増加しておらず、むしろ減弱している。
覚えるポイント
- a波=視細胞、b波=双極細胞とMüller細胞、OPs=アマクリン細胞。
- 杆体応答の消失=網膜色素変性、先天停止性夜盲などの杆体系の障害。
- OPsの減弱=糖尿病網膜症・網膜循環障害の早期変化。