56PM059|第56回 視能訓練士国家試験 過去問
動眼神経麻痺で生じないのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
動眼神経麻痺で生じない障害を問う問題です。
解説
外転は外直筋(外転神経支配)が担うため、動眼神経麻痺では障害されません。むしろ内直筋が麻痺するため、外直筋の作用が優位となり外斜視になります。
上直筋・下直筋・内直筋・下斜筋が動眼神経支配なので、上転・下転・内転が障害され、下斜筋の外旋作用の消失により回旋偏位(内方回旋)も生じます。
選択肢の確認
1.回旋偏位
誤り。下斜筋の麻痺により回旋偏位が生じる。
2.外転障害
正しい。外転は外直筋(外転神経)が担うため障害されない。
3.下転障害
誤り。下直筋の麻痺により下転が障害される。
4.上転障害
誤り。上直筋・下斜筋の麻痺により上転が障害される。
5.内転障害
誤り。内直筋の麻痺により内転が障害される。
覚えるポイント
- 動眼神経麻痺=眼瞼下垂+散瞳+調節麻痺+外下斜視。
- 外転(外転神経)と内旋(滑車神経)のみ保たれる。
- 瞳孔が侵されていれば脳動脈瘤の圧迫を疑い緊急対応する。