109Q052第109回 薬剤師国家試験 過去問

日本薬局方の製剤に関する一般試験法のうち、下図の装置を用いるのはどれ か。1つ選べ。 ダイヤルゲージ 円錐 試料台

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

図の円錐を試料へ侵入させ、ダイヤルゲージで侵入の程度を読む装置は、軟膏やクリームなどの硬さ・稠度を調べる装置です。

解説

図は円錐形の針を半固形試料へ一定条件で侵入させ、その深さをダイヤルゲージで測るペネトロメーターです。円錐の侵入度から、半固形製剤の硬さや稠度といった流動学的性質を評価します。測定温度や時間は試料の粘弾性に影響するため、規定条件をそろえる必要があります。装置の「円錐」「試料台」「変位の読み取り」という構成から、粒子や錠剤ではなく半固形物の変形を測る試験だと判断できます。

選択肢の確認

1.崩壊試験法:錠剤などを試験液中で上下運動させる崩壊試験器を用います。
2.眼軟膏剤の金属性異物試験法:薄く展延した試料を観察し、金属性異物の数を調べます。
3.半固形製剤の流動学的測定法:正答。円錐の侵入度から半固形製剤の稠度を評価します。
4.粘着力試験法:製剤を基板から引き離す力などを専用装置で測定します。
5.吸入剤の空気力学的粒度測定法:カスケードインパクターなどで吸入粒子を粒径別に捕集します。

覚えるポイント

ペネトロメーターは円錐の「侵入しやすさ」を測ります。深く侵入するほど、同一条件では軟らかい試料と判断できます。

109Q051109Q053
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