111Q021|第111回 薬剤師国家試験 過去問
スイセンによる食中毒の原因物質はどれか。1つ選べ。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
有毒植物と代表的な毒成分を対応させます。スイセンはヒガンバナ科で、リコリンなどのアルカロイドを含みます。
解説
スイセンによる食中毒の主要原因物質はリコリンです。葉がニラ、鱗茎がタマネギなどと誤認されて食べられることがあり、摂取すると悪心、嘔吐、腹痛、下痢などの消化器症状を起こします。加熱や外見だけに頼らず、食用と確実に判断できない植物を採取・喫食しないことが予防の基本です。他の選択肢も天然毒ですが、由来植物が異なります。
選択肢の確認
1.アコニチン:トリカブトに含まれるアルカロイドで、不整脈や神経症状を起こします。
2.アミグダリン:ウメ、アンズなどの種子に含まれるシアン配糖体です。
3.コルヒチン:イヌサフランに含まれ、細胞分裂を阻害する毒成分です。
4.チャコニン:ジャガイモの芽や緑化部に含まれるグリコアルカロイドの一つです。
5.リコリン:正答。スイセンに含まれ、主に消化器症状を起こすアルカロイドです。
覚えるポイント
スイセン―リコリン、トリカブト―アコニチン、イヌサフラン―コルヒチン、ジャガイモ―チャコニンを対応させます。