59PM008|第59回 理学療法士国家試験 過去問
図のようなクレンザック継手の機能で正しいのはどれか。2 つ選べ。

2つ選択
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正解: 2・3
正答
2.背屈遊動 ・ 3.底屈制限
この問題のポイント
クレンザック継手の機能は、装置の構造(ロッドによる支持)と足関節の動きの制御に依存する。画像で確認できるのは、バネではなくロッドが使用されていること。この構造は、底屈(足の裏側への曲がり)を制限し、背屈(足の裏側への伸ばし)を一定の範囲で遊動させる特徴を持つ。
解説
クレンザック継手は、足関節に装着される装具で、主に下肢の機能回復を支援する。本問では「ロッド」が使用されており、バネによる弾性がなく、関節の動きを物理的に制限する仕組みを持つ。この構造により、底屈を制限(制限)することで、足の底屈を過度に増加させないことが可能になる。また、背屈は一定の範囲で遊動(自然に動く)できるため、背屈遊動という機能が得られる。
一方、背屈補助や底屈補助は、関節の動きを補助する目的で使用されるが、ロッド構造ではその補助効果は得られない。同様に、底屈制動(完全に動かない)は、装置の設計上実現できない。したがって、正しく機能するものは「背屈遊動」と「底屈制限」である。
選択肢の確認
2.背屈遊動:正しい。ロッドにより背屈が一定の範囲で自然に動く(遊動)機能がある。
3.底屈制限:正しい。ロッドが底屈を物理的に制限するため、過度な底屈を防ぐ。
1.背屈補助:間違っている。補助はバネや外部力によるもので、ロッドでは実現しない。
4.底屈制動:間違っている。完全な動きの禁止(制動)は、本装置の設計には含まれない。
5.底屈補助:間違っている。補助は関節の動きを補うもので、本装置では機能しない。
覚えるポイント
「ロッド=制限+遊動」と覚える。ロッドは動かないため、底屈を制限し、背屈は遊動できる。バネがあれば補助、ロッドなら制限と遊動。