60AM038|第60回 理学療法士国家試験 過去問
理学療法評価における社会的情報に該当しないのはどれか。
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正解: 3
正答
3.体 重
この問題のポイント
理学療法評価では、患者の生活に影響を与える「社会的情報」と「医学的情報」を区別することが重要です。社会的情報は、生活環境や個人の背景から得られる情報で、治療計画の立案に直接関与します。一方、体重は身体の量的データであり、医学的評価に属する身体計測値です。
解説
理学療法士が患者を評価する際、社会的情報(例:職業、趣味、家族構成、生活環境)は生活の質や復帰の可能性を理解する上で極めて重要です。例えば、職業は復帰目標の設定に、趣味は生活の満足度に、家屋内の段差の有無は日常生活動作(ADL)の支援策に影響します。これらの情報は、患者の生活環境を把握し、適切な介入を設計するための土台となります。
一方、体重は身体の構成要素を示す医学的情報に該当します。体重は、筋力評価や代謝、慢性疾患の管理など、生理的な側面に属し、社会的背景とは直接関係ありません。したがって、評価において「社会的情報」とは言えず、医学的情報に分類されます。
選択肢の確認
1.趣 味:個人の生活背景に関わる社会的情報。
2.職 業:社会的役割や復帰目標に関わる社会的情報。
3.体 重:身体的特徴を示す医学的情報。正解。
4.配偶者の有無:家族構成に関わる社会的情報。
5.家屋内の段差の有無:退院後の生活環境に関わる社会的情報。
覚えるポイント
「社会的情報」は、患者がどのように生活しているかを知るための情報です。体重はその中でも身体の数値であり、評価の観点から「医学的情報」として扱われるため、社会的情報には該当しません。