第112回・2026年

112PM003|第112回 保健師国家試験 過去問

A地区の保健師は、住民同士が支え合う体制の構築を目指し、住民が定期的に交流できる企画を立案した。初回の開催には住民15名が集まり、全員が初対面であった。開始期であるこのグループに対する保健師の支援で適切なのはどれか。

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正解4

正答

4

この問題のポイント

初対面のグループの開始期は、不安が強く関係や役割が未形成である。まず各人の参加目的と安心を丁寧に扱う。

解説

開始期には参加者が互いを知らず、「何を話せばよいか」「受け入れられるか」と緊張しやすい。保健師は一人ひとりの表情、発言、期待、参加しやすさを捉え、目的・進め方・ルールを分かりやすく示し、安全に自己紹介や交流ができるよう支える。グループが成熟して主体性が高まれば、リーダーや進行を参加者へ移せる。衝突は移行・作業期に顕在化しやすく、開始期の中心課題として待つのではない。

選択肢の確認

1.リーダーを決める。:関係ができる前に役割を固定すると負担や不公平感を生むため、まず参加者を理解する。
2.参加者に進行を依頼する。:初回から進行責任を委ねず、保健師が安全な枠組みを示して参加を支える。
3.参加者間の衝突の有無を観察する。:観察は必要だが、開始期は衝突より各人の不安と参加状況への対応が中心となる。
4.一人ひとりを個別に捉え対応する。:各参加者の期待と緊張を丁寧に把握し、集団へ入れるよう支援する。

覚えるポイント

開始期=安心・目的共有・個々の参加、作業期=役割と協働、終結期=成果確認と別れへの支援。

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