72AM51|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問

過去問題(分野未登録)第72回

永久塞栓物質はどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

塞栓物質を、体内に残る永久型、吸収され再開通し得る一時型、造影目的の薬剤に分けます。

解説

金属コイルは標的血管内で血流を機械的に遮断し血栓形成を促し、そのまま体内に留置される永久塞栓物質です。自家凝血塊とゼラチンスポンジは時間とともに溶解・吸収される一時塞栓物質です。造影剤は血管の描出や薬剤運搬に用いるもので、単独では標準的永久塞栓物質ではありません。

選択肢の確認

1

1.金属コイル

判定:正答(記述は正しい)。 ステンレスやプラチナ等のコイルを留置して永続的な機械的閉塞を作ります。

2

2.自家凝血塊

判定:正答ではない(記述は誤り)。 患者血液から作る凝血塊は線溶で分解されるため、一時的塞栓に分類されます。

3

3.油性造影剤

判定:正答ではない(記述は誤り)。 油性造影剤は腫瘍内へ停滞し薬剤担体にもなりますが、確実な永久血管閉塞を担う物質とは区別します。

4

4.ゼラチンスポンジ

判定:正答ではない(記述は誤り)。 吸収性のゼラチン製材で、一般に数週程度で分解され再開通し得ます。

5

5.高濃度ヨード造影剤

判定:正答ではない(記述は誤り)。 水溶性ヨード造影剤は血管内腔をX線で描出する薬剤で、塞栓物質として血管を閉塞しません。

覚えるポイント

  • 永久=コイル・粒子・液体塞栓物質、一時=ゼラチンスポンジ・自家凝血塊です。
  • 選択は再開通の要否、血管径、標的到達性、側副血行を考えて行います。

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