73AM96|第73回 診療放射線技師国家試験 過去問
1個が 11.0 MBq の 125I 治療用密封小線源を 30 分の手術にて永久刺入した場合、 線源から 30 cm の距離で治療行為を行ったときの医師の被ばく線量[μSv]に最も近 いのはどれか。 ただし、患者からの被ばくは無視し、医師が取り扱う線源は常に5個で、実効線 量率定数は 0.0126 μSv・m2・MBq−1・h−1 とする。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
小線源の数と放射能を合計し、線量率定数・時間を掛けて距離の二乗で除します。
解説
医師が同時に扱う5個の合計放射能は11.0×5=55.0 MBqです。実効線量率定数0.0126 μSv・m²・MBq⁻¹・h⁻¹、時間0.5 h、距離0.30 mを用い、H=55.0×0.0126×0.5/(0.30)²=0.3465/0.09=3.85 μSvです。
選択肢の確認
1
1.1.16
判定:正答ではない(記述は誤り)。 1.16 μSvは線源数、距離または時間の係数を正しく組み合わせた値ではありません。
2
2.3.85
判定:正答(記述は正しい)。 55.0×0.0126×0.5/0.30²=3.85 μSvで、放射能合計・30分・逆二乗則をすべて反映した値です。
3
3.4.62
判定:正答ではない(記述は誤り)。 4.62 μSvは30分を0.5 hとする時間補正や与えられた定数と一致しません。
4
4.18.48
判定:正答ではない(記述は誤り)。 18.48 μSvは計算値3.85の約4.8倍で、距離の単位または線源数を重複した過大値です。
5
5.61.60
判定:正答ではない(記述は誤り)。 61.60 μSvは逆二乗則の距離0.30 mや時間0.5 hを正しく適用した値ではありません。
覚えるポイント
- 計算式はH=A合計×線量率定数×t/r²です。
- 30 cm=0.30 m、30分=0.5 hとSI・定数の単位に合わせます。
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