73AM95|第73回 診療放射線技師国家試験 過去問
図の ROC 曲線について正しいのはどれか。

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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
ROC図の横軸は偽陽性率1−特異度、縦軸は真陽性率(感度)であることと、等分散両正規モデルの形を読みます。
解説
公式図で感度0.8のとき偽陽性率は約0.25なので、特異度は1−0.25=0.75です。偽陽性率0.1のとき縦軸約0.6は真陽性率で、真陰性率は常に1−偽陽性率=0.9です。この対称的なROCは等分散両正規モデルに対応し、信号ありと雑音のみの確信度分布の分散が等しいと解釈できます。
選択肢の確認
1
1.感度 80%の時の特異度は 25%である。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 感度0.8での偽陽性率は約0.25なので、特異度は25%ではなく75%です。
2
2.偽陽性率が 0.1 のとき真陰性率は 0.6 である。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 偽陽性率0.1のとき図から読む0.6は真陽性率です。真陰性率=1−0.1=0.9です。
3
3.両正規確率紙に転記すると傾き2の直線になる。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 等分散両正規ROCを両正規確率紙に移すと傾き1の直線になり、2ではありません。
4
4.信号検出能が向上すると曲線は右下へシフトする。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 信号検出能が向上するほど同じ偽陽性率で真陽性率が高くなり、ROCは左上へ膨らみます。
5
5.曲線の信号ありと雑音のみの確信度正規分布の分散は等しい。
判定:正答(記述は正しい)。 図は両正規確率紙上で傾き1となる形で、信号あり・雑音のみ分布の分散が等しい等分散モデルに一致します。
覚えるポイント
- ROCは横軸=1−特異度、縦軸=感度です。
- 検出能向上で左上へ、等分散両正規は確率紙上で傾き1です。
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