74PM95|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問
ROC解析について正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
ROC曲線の軸、AUC、観察順序、通常ROCと位置情報を含む解析の違いを確認します。
解説
ROC解析は判定しきい値を変えたときの偽陽性率〈1−特異度〉を横軸、真陽性率〈感度〉を縦軸に描きます。したがって真陰性率〈特異度〉は1−偽陽性率です。信号あり・なし画像はランダム化して提示し、通常ROCでは確信度を回答します。位置も答えるのはLROC/FROCです。両分布が完全に重なる無情報状態のAUCは0.5です。
選択肢の確認
1
1.信号が見えやすい画像を選んで用いる。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 難易度を意図的に選別せず、対象を代表する信号あり・なし画像を適切に標本化して用います。
2
2.「1-偽陽性率」で真陰性率が求められる。
判定:正答(記述は正しい)。 公式表記の「1−偽陽性率」は特異度、すなわち真陰性率を与えます。
3
3.観察者は信号有無の確信度と位置を答える。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 通常ROCは信号有無の確信度を評価し、位置情報も要求するのはLROCなどです。
4
4.先に雑音のみの画像を観察し、その後信号ありの画像を観察する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 提示順序による学習・期待バイアスを避けるため、信号あり・なし画像をランダム化します。
5
5.信号有無の確信度の両正規分布が完全に重なったときAUC〈曲線下面積〉は1になる。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 両正規分布が完全に重なれば識別不能でAUC=0.5となり、AUC=1は完全識別です。
覚えるポイント
- ROC横軸=偽陽性率=1−特異度、縦軸=感度です。
- AUCは無情報0.5、完全識別1.0です。
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