72PM31|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問
ガンマカメラについて正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
Anger型ガンマカメラのNaI(Tl)、光電子増倍管、重心演算、エネルギーウィンドウと、近年のCZT半導体装置を整理します。
解説
従来のガンマカメラは大面積NaI(Tl)結晶でγ線を光へ変換し、数十本程度の光電子増倍管信号から重心演算して位置を求めます。一方、CZTなどの半導体検出素子でγ線を電荷へ直接変換するガンマカメラも実用化されています。
選択肢の確認
1
1.シンチレータは CsI:Tl が主流である。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 大視野の標準Anger型で主流のシンチレータはNaI(Tl)であり、CsI(Tl)は主に別種のデジタルX線検出器などで用いられます。
2
2.検出素子として半導体を搭載した装置がある。
判定:正答(記述は正しい)。 CZT半導体素子を配列し、光変換と光電子増倍管を介さずγ線エネルギーを電気信号にする装置があります。
3
3.光電子増倍管は1検出器当たり 1,000 本程度である。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 大視野検出器のPMT数は通常数十〜100本前後のオーダで、1検出器当たり1,000本程度とはしません。
4
4.位置信号はエネルギー信号で乗算することで正規化される。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 位置は各PMT信号の位置加重和を総エネルギー信号で除して正規化し、エネルギー信号を乗算するのではありません。
5
5.光電ピークに 30〜50%のエネルギーウィンドウを設定する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 散乱線を抑えつつ光電ピーク計数を保つため、一般に光電ピーク中心の約15〜20%程度のウィンドウを使い、30〜50%は広すぎます。
覚えるポイント
- 従来型=NaI(Tl)+PMT+Anger重心演算、半導体型=CZT直接変換です。
- 座標=加重和/総エネルギー、一般的なピークウィンドウは約20%です。
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