72PM32|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問
PET 装置の二次元収集に対する三次元収集の特徴で正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
PETの2D収集はセプタで斜入射を制限し、3D収集はセプタを外して感度と偶発・散乱同時計数をともに増やすと理解します。
解説
3D収集では異なる検出器リング間の多数の斜め同時線を受け入れるため、2D収集より幾何学的感度が大幅に高くなります。同じ計数統計をより短時間で得られるため、検査時間の短縮ができます。代わりに視野外からの散乱線と偶発同時計数は増えます。
選択肢の確認
1
1.感度は変わらない。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 3Dはセプタに遮られていた斜め方向の同時線も利用するため、感度は同じではなく高くなります。
2
2.検査時間を短縮できる。
判定:正答(記述は正しい)。 高感度化により単位時間の真同時計数が増え、目標ノイズに達する収集時間を短縮できます。
3
3.減弱補正の精度が向上する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 3D化そのものは減弱係数の推定を高精度化する原理ではなく、散乱・偶発同時計数増加の補正がより重要です。
4
4.偶発同時計数の影響を軽減できる。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 同時計数線の受入れ範囲が広がり計数率が上がるため、無関係な二光子による偶発同時計数は軽減ではなく増加します。
5
5.頭尾方向の感度差が均てん化する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 軸方向の幾何学的受容範囲は視野中心と端部で異なり、感度差が自動的に均一化するわけではありません。
覚えるポイント
- PET 3D=感度高い・短時間、散乱と偶発同時計数も多いです。
- 2Dのセプタは斜入射を制限し、スライス間の散乱・偶発を減らします。
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