72PM35|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問
国際対がん連合〈UICC〉による TNM 分類で正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
TNMのc分類とp分類、疑わしい場合の低いカテゴリ選択、PSと病期の独立性、臓器別T定義を整理します。
解説
cTNMは治療前の診察、内視鏡、画像、生検などで決める臨床的分類です。pTNMは手術で得た原発腫瘍とリンパ節などの病理組織学的所見を加える術後分類です。Tカテゴリの定義は腫瘍原発臓器ごとに異なります。
選択肢の確認
1
1.T 因子は画像所見のみで決定する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 T因子は画像だけでなく、視診・触診、内視鏡、手術所見、病理など該当分類で利用できる情報から決めます。
2
2.pTNM は術後病理組織学的分類である。
判定:正答(記述は正しい)。 切除標本の浸潤深達度、腫瘍径、リンパ節転移数などを病理組織学的に確定する術後pTNMの説明です。
3
3.T1 か T2 の判断に迷うときには T2 とする。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 二つのカテゴリのどちらか決められない場合は、過剰分類を避け原則として低い方、ここではT1とします。
4
4.PS〈全身状態〉が4であれば臨床病期はⅣ期とする。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 PSは患者の日常生活能力を示す予後・治療適応指標で、TNMによる解剖学的病期Ⅳを自動的に決めません。
5
5.T 因子の進行度は全ての悪性腫瘍において共通である。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 Tは臓器ごとに腫瘍径、浸潤深達度、隣接臓器浸潤など異なる要素で定義され、全悪性腫瘍で共通の進行度ではありません。
覚えるポイント
- cTNM=治療前臨床、pTNM=術後病理です。
- PSは全身状態、TNMは腫瘍の解剖学的広がりです。
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