72PM8|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問

過去問題(分野未登録)第72回

FPD について正しいのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

FPDのオフセット補正、ゲイン補正、欠損補正と、直接・間接変換材料を対応させます。

解説

FPDでは、X線無照射時の暗電流・漏れ電荷をオフセット補正で引き、同一露光に対する画素間感度差をゲイン補正で揃えます。信号を出せない欠損画素は、周囲の正常画素値から補間します。

選択肢の確認

1

1.ゲイン補正は TFT パネルからの漏れ電荷を補正する。

判定:正答ではない(記述は誤り)。 TFTパネルの漏れ電荷や暗信号は加算的なオフセット補正の対象で、画素感度の乗算的差を直すゲイン補正とは異なります。

2

2.画像の露出調整は出力された光量をアイリスで制御する。

判定:正答ではない(記述は誤り)。 光量をアイリスで調整するのはI.I.-TV系の光学系の説明で、FPDはデジタル信号処理と撮影条件で画像を調整します。

3

3.欠損補正は欠損画素を周囲の正常画素により補間処理を行う。

判定:正答(記述は正しい)。 予め欠損マップに登録した画素の値を、近傍の正常画素値で空間補間する正しい処理です。

4

4.直接変換方式の検出素子はアモルファスシリコンが用いられる。

判定:正答ではない(記述は誤り)。 直接変換FPDはX線を電荷へ直接変えるアモルファスセレンを用い、アモルファスシリコン光ダイオードは間接変換型で用います。

5

5.オフセット補正は増幅回路からの出力信号のばらつきを補正する。

判定:正答ではない(記述は誤り)。 増幅回路や検出素子の応答率のばらつきは平坦撮影から求めるゲイン補正の対象で、オフセットは無照射信号を補正します。

覚えるポイント

  • 暗信号=オフセット、感度差=ゲイン、壊れた画素=近傍補間です。
  • 直接変換=a-Se、間接変換=蛍光体+a-Si光ダイオードです。

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