73AM38|第73回 診療放射線技師国家試験 過去問
標準計測法 12 における陽子線の水吸収線量計測で正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
陽子線の基準吸収線量計測条件を、光子線の条件と混同せず整理します。
解説
陽子線の線質は飛程とLETに沿って変化するため、水中の残余飛程Rresを線質指標とします。SOBPでは基準深を平坦部の中央付近に設け、水ファントム中で電離箱により水吸収線量を求めます。
選択肢の確認
1
1.線質指標は残余飛程 Rres である。
判定:正答(記述は正しい)。 Rresはファントム表面から測定深まで進んだ後の残余飛程で、陽子線の標準的線質指標です。
2
2.基準深 zref は SOBP の遠位端である。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 遠位端は線量勾配が大きく位置誤差に敏感なため、SOBP中央の平坦部を基準深にします。
3
3.線源表面間距離〈SSD〉は 100 cm である。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 SSDを100 cmに固定するという光子線的な条件ではなく、装置の仮想線源と基準幾何学に従います。
4
4.照射野サイズは基準深 zref での大きさである。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 基準照射野は所定の基準面で定義され、「基準深での大きさ」と一般化するのは不適切です。
5
5.ファントム材質は水または固体ファントムである。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 基準水吸収線量計測は水ファントムを用い、固体ファントムを同等に併記しません。
覚えるポイント
- 陽子線の線質指標=残余飛程Rresです。
- SOBPの基準深は遠位端ではなく平坦部中央です。
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