72PM82|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問
光子線の線質指標TPR20,10測定(標準計測法12)の基準条件で、誤っているのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
TPR20,10は水ファントム中の10と20 g・cm⁻²で測る線量比で、幾何学的条件を固定します。
解説
TPR20,10は水中の深20 g・cm⁻²と10 g・cm⁻²で測定した吸収線量の比で、高エネルギー光子線の透過性を表す線質指標です。基準条件は水ファントム、10×10 cm照射野、SCD 100 cmで、円筒形電離箱の基準点は空洞の幾何学的中心に置きます。深部線量比の精密測定に固体ファントムを基準とはしません。
選択肢の確認
1
1.固体ファントムを使用
判定:正答(記述は誤り)。 線質指標の基準測定媒体は水であり、固体ファントムは水等価性や補正の検証なしに基準条件として使いません。
2
2.照射野サイズは10 cm × 10 cm
判定:正答ではない(記述は正しい)。 測定深10 cmにおける照射野を10 cm×10 cmとするのが基準条件です。
3
3.線源電離箱間距離〈SCD〉は100 cm
判定:正答ではない(記述は正しい)。 線源から電離箱の基準点までの距離SCDを100 cmで一定に保ちます。
4
4.測定深は10 g・cm⁻²および20 g・cm⁻²
判定:正答ではない(記述は正しい)。 水等価深10 g・cm⁻²と20 g・cm⁻²の比からTPR20,10を求めます。
5
5.円筒形電離箱の基準点は電離空洞の幾何学的中心
判定:正答ではない(記述は正しい)。 円筒形電離箱の基準点は電離空洞の幾何学的中心です。
覚えるポイント
- TPR20,10=水中20 cmと10 cmの線量比です。
- 基準条件=水、10×10 cm、SCD 100 cm、円筒形電離箱の中心です。
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