75PM38|第75回 診療放射線技師国家試験 過去問
標準計測法12における線質変換係数で正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この設問では、次の知識を判断の軸にします:線質変換係数は基準⁶⁰Coとユーザー線質の電離箱応答差を補正します。
解説
標準計測法12の線質変換係数kQ,Q₀は、基準線質Q₀(通常⁶⁰Co)で校正された電離箱をユーザービームQで用いる際の応答差を補正します。これは絶対線量計測に用い、個々の電離箱型式と線質指標から求めます。
選択肢の確認
1
1.相対線量測定で用いる。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 kQ,Q₀は水吸収線量の絶対計測で用い、相対線量分布の正規化のための係数ではありません。
2
2.R₅₀が大きいほど増加する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 電子線線質指標R₅₀への依存は電離箱型式によって異なり、R₅₀が大きいほど必ず増加するとはいえません。
3
3.電離箱の感度変化を補正する。
判定:正答(記述は正しい)。 基準線質とユーザー線質での電離箱感度、すなわち水吸収線量応答の変化を補正します。
4
4.TPR₂₀,₁₀が大きいほど増加する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 光子線でTPR₂₀,₁₀が大きくなるとkQ,Q₀は一般に1から減少する方向で、必ず増加するという記述は逆です。
5
5.基準線質はユーザービームである。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 基準線質Q₀は校正機関の⁶⁰Co線質であり、ユーザービームは測定線質Qです。
覚えるポイント
- 線質変換係数は基準⁶⁰Coとユーザー線質の電離箱応答差を補正します。
- 光子線の線質指標はTPR₂₀,₁₀です。
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