73PM15|第73回 診療放射線技師国家試験 過去問
MRI で撮影時間が 1/2 になるのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
2D MRIの撮像時間は概ねTR×位相エンコード数×加算回数を高速化係数で除して求めます。
解説
SENSEは複数コイルの感度分布を用い、位相エンコード線を間引く並列撮像法です。SENSE factor Rを2倍にすると必要なk空間線数が半分になり、他条件が一定なら撮像時間は1/2になります。ただしSNR低下とg-factorノイズの代償があります。
選択肢の確認
1
1.加算回数を2倍にする。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 加算回数を2倍にすると同じk空間を2回収集するため、撮像時間は2倍です。
2
2.SENSE factor を2倍にする。
判定:正答(記述は正しい)。 SENSE factorを2倍にすると位相エンコード線数が半分になり、撮像時間は1/2になります。
3
3.位相エンコード数を2倍にする。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 位相エンコード数を2倍にするとTR繰返し回数が増え、撮像時間は2倍です。
4
4.周波数エンコード数を 1/2 にする。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 標準的2D撮像で周波数エンコード点は1回の読出しで収集されるため、その数を半分にしても撮像時間は直接1/2になりません。
5
5.高速スピンエコー法のエコートレイン数を 1/2 にする。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 高速スピンエコー法でエコートレイン数を1/2にすると、1TRあたりの収集線数が半分になり撮像時間は約2倍です。
覚えるポイント
- MRI撮像時間はTR×Ny×NEX/Rが基本です。
- SENSEはRだけ高速化しますが、SNRが低下します。
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