72PM88|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問
管電圧 70 kV、管電流 100 mA、撮影時間 0.5 s、SID 100 cm の撮影条件を管電 圧および画像処理条件を変化させないで、管電流 150 mA、SID 150 cm にした。 同一濃度を得る撮影時間[s]はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
同一受像器線量を保つには、mAsを距離の2乗比に合わせ、変更後管電流で時間を求めます。
解説
初期mAsは100 mA×0.5 s=50 mAsです。SIDを100 cmから150 cmへ増やすと受像器入射線量は距離の逆⼠2乗則で(100/150)²=4/9に低下するため、必要mAsは50×(150/100)²=112.5 mAsです。管電流150 mAなので、時間=112.5/150=0.75 sです。
選択肢の確認
1
1.0.25
判定:正答ではない(記述は誤り)。 0.25 sでは37.5 mAsで、距離増加前の50 mAsよりさらに少なくなり、同一濃度を保てません。
2
2.0.5
判定:正答ではない(記述は誤り)。 0.5 sは75 mAsで、管電流増加だけを反映し、SIDが1.5倍になる逆⼠2乗効果を補えていません。
3
3.0.75
判定:正答(記述は正しい)。 0.75 sなら150 mA×0.75 s=112.5 mAsで、50×1.5²の必要mAsに一致します。
4
4.1.25
判定:正答ではない(記述は誤り)。 1.25 sでは187.5 mAsとなり、距離の2乗比から必要な112.5 mAsを大きく超えます。
5
5.1.5
判定:正答ではない(記述は誤り)。 1.5 sでは225 mAsで、変更前の4.5倍となり、必要な2.25倍より過大です。
覚えるポイント
- mAs2=mAs1×(SID2/SID1)²=50×1.5²=112.5 mAsです。
- t2=112.5 mAs/150 mA=0.75 sです。
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