73PM17|第73回 診療放射線技師国家試験 過去問
MRCP の適応とならない疾患はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
MRCPは水成分をT2強調で高信号化し、胆管・膵管の閉塞、狭窄、拡張、結石を評価します。
解説
MRCPの主な対象は胆道と膵管の形態変化です。膵癌や慢性膵炎は膵管の狭窄・不整・拡張を、総胆管癌は胆管閉塞を、胆囊結石は高信号胆汁内の信号欠損を示します。肝血管腫は肝実質内腫瘤で、造影MRIなどで血行動態を評価するためMRCPの主適応ではありません。
選択肢の確認
1
1.膵 癌
判定:正答ではない(記述は正しい)。 膵癌では膵管の途絶、上流側拡張、二重管徴候などをMRCPで評価できます。
2
2.肝血管腫
判定:正答(記述は誤り)。 肝血管腫は胆管・膵管系の疾患ではなく、通常はT2強調像とダイナミック造影MRIで評価します。
3
3.総胆管癌
判定:正答ではない(記述は正しい)。 総胆管癌による胆管狭窄・閉塞と上流側拡張の評価にMRCPは有用です。
4
4.胆囊結石
判定:正答ではない(記述は正しい)。 胆囊内の結石は高信号の胆汁中の低信号欠損として確認できます。
5
5.慢性膵炎
判定:正答ではない(記述は正しい)。 慢性膵炎では主膵管の不整な狭窄・拡張、分枝膵管変化を非侵襲的に評価できます。
覚えるポイント
- MRCPの主役は胆管・胆囊・膵管の水成分です。
- 肝実質腫瘤の血行動態診断はダイナミック造影MRIと区別します。
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