73PM65|第73回 診療放射線技師国家試験 過去問
アポトーシスで生じる特徴的な現象はどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
アポトーシスと壊死を、細胞形態・核変化・DNA断片化で対比します。
解説
アポトーシスでは細胞が縮小し、核クロマチンが凝縮・辺縁化した後、核断片化とアポトーシス小体形成が起こります。細胞膜は比較的保たれるため内容物の漏出と強い炎症が起こりにくく、DNAはヌクレオソーム単位で規則的に切断されます。
選択肢の確認
1
1.細胞内容物の流出
判定:正答ではない(記述は誤り)。 細胞膜破綻による内容物の流出は壊死で目立つ所見で、アポトーシスでは膜に包まれた小体として処理されます。
2
2.核クロマチンの凝縮
判定:正答(記述は正しい)。 核クロマチンの凝縮はアポトーシスに特徴的な核所見です。
3
3.ミトコンドリアの膨化
判定:正答ではない(記述は誤り)。 ミトコンドリアを含む細胞小器官の膨化はエネルギー枯渇を伴う壊死の典型です。
4
4.DNA の不規則な断片化
判定:正答ではない(記述は誤り)。 アポトーシスではDNAが無秩序ではなく、ヌクレオソーム間で規則的に断片化されます。
5
5.細胞内タンパク質の分解
判定:正答ではない(記述は誤り)。 カスパーゼによる選択的な蛋白質切断は起こりますが、非特異的な細胞内蛋白質分解を本問の特徴的現象とはしません。
覚えるポイント
- アポトーシス=細胞縮小・クロマチン凝縮・規則的DNA断片化です。
- 壊死=細胞膨化・膜破綻・内容物流出・炎症です。
掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。
問題文・正答・解説に誤りを見つけたら、この問題の誤りを報告する([email protected])までお知らせください。確認して修正します。