74AM32|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問
非密封核種内用療法で使用される核種はどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
非密封核種内用療法に用いる治療核種と、診断核種・密封小線源を区別します。
解説
223Ra塩化ラジウムはカルシウム類似体として骨代謝亢進部へ集積し、短飛程・高LETのα線を放出する非密封核種治療薬です。骨転移を有する去勢抵抗性前立腺癌に用いられます。67Ga、99mTc、123Iは主として診断用です。125Iは前立腺癌の永久挿入などで密封小線源として使われるため、本問の非密封内用療法とは異なります。
選択肢の確認
1
1.67Ga
判定:正答ではない(記述は誤り)。 67Gaクエン酸は炎症・腫瘍シンチなどの診断に用いるγ線放出核種で、標準的な非密封治療核種ではありません。
2
2.99mTc
判定:正答ではない(記述は誤り)。 99mTcは半減期約6時間のγ線放出核種で、多くのSPECT診断薬に用います。治療用粒子線核種ではありません。
3
3.123I
判定:正答ではない(記述は誤り)。 123Iは主に甲状腺・MIBGなどの診断に使います。甲状腺内用療法に用いる代表はβ線を放出する131Iです。
4
4.125I
判定:正答ではない(記述は誤り)。 125Iは通常、カプセル化されたシード線源として永久挿入治療に使う密封核種で、非密封投与ではありません。
5
5.223Ra
判定:正答(記述は正しい)。 223Raは骨転移部へ集積してα線を照射する非密封核種内用療法に用いられます。
覚えるポイント
- 223Ra=α線・骨転移を伴う去勢抵抗性前立腺癌です。
- 123Iは診断、131Iは甲状腺治療、125Iシードは密封小線源と分けます。
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