74AM31|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問
放射性医薬品投与時に起こる副作用で最も頻度の高いのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 5
正答
5
この問題のポイント
放射性医薬品投与時の有害反応を頻度で比較し、薬理作用より穿刺・緊張に伴う反応を押さえます。
解説
診断用放射性医薬品は投与量が少なく、重篤な薬理学的副作用はまれです。報告される即時反応では、採血・注射への不安、疼痛、迷走神経緊張による血管迷走神経反射が比較的多く、顔面蒼白、悪心、徐脈、血圧低下、失神などを生じます。蕁麻疹などの過敏反応も起こり得ますが、頻度は血管迷走神経反射より低いとされます。
選択肢の確認
1
1.下 痢
判定:正答ではない(記述は誤り)。 下痢は診断用放射性医薬品の投与直後に最も多い反応ではありません。消化器症状として悪心などはあり得ます。
2
2.筋肉痛
判定:正答ではない(記述は誤り)。 筋肉痛は代表的な即時副作用ではなく、投与時有害反応の最多項目ではありません。
3
3.じん麻疹
判定:正答ではない(記述は誤り)。 蕁麻疹はアレルギー様反応として起こり得ますが、最も頻度が高いのは血管迷走神経反射です。
4
4.急性放射線障害
判定:正答ではない(記述は誤り)。 診断用の放射能量は急性放射線障害を生じる線量よりはるかに小さく、投与時の一般的副作用ではありません。
5
5.血管迷走神経反射
判定:正答(記述は正しい)。 注射刺激や緊張により迷走神経が亢進し、徐脈・血圧低下・失神を来す反応が最も多く報告されます。
覚えるポイント
- 投与時に顔面蒼白・徐脈・血圧低下なら血管迷走神経反射を考えます。
- 仰臥位、気道・循環確認を行い、過敏反応との鑑別もします。
掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。
問題文・正答・解説に誤りを見つけたら、この問題の誤りを報告する([email protected])までお知らせください。確認して修正します。