74AM71|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問
ニュートリノの放出を伴うのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: 2・5
正答
2・5
この問題のポイント
β壊変と電子捕獲で、ニュートリノか反ニュートリノかを厳密に区別します。
解説
β+壊変では陽子が中性子、陽電子、電子ニュートリノへ変わり、軌道電子捕獲でも陽子と電子から中性子と電子ニュートリノが生じます。β−壊変で放出されるのは電子と電子反ニュートリノです。日常的に両者を総称してニュートリノと呼ぶ場合もありますが、本問は粒子と反粒子を区別した出題なのでβ+壊変と軌道電子捕獲を選びます。
選択肢の確認
1
1.β− 壊変
判定:正答ではない(記述は誤り)。 β−壊変 n→p+e⁻+ν̄ₑ で放出される中性粒子は電子反ニュートリノです。
2
2.β+ 壊変
判定:正答(記述は正しい)。 β+壊変 p→n+e⁺+νₑ では電子ニュートリノを放出します。
3
3.内部転換
判定:正答ではない(記述は誤り)。 内部転換では核の励起エネルギーが軌道電子へ直接渡され、内部転換電子が放出されます。
4
4.核異性体転移
判定:正答ではない(記述は誤り)。 核異性体転移は主にγ線放出または内部転換で進み、ニュートリノ放出を伴いません。
5
5.軌道電子捕獲
判定:正答(記述は正しい)。 軌道電子捕獲 p+e⁻→n+νₑ では電子ニュートリノが放出されます。
覚えるポイント
- β+と電子捕獲はνₑ、β−はν̄ₑを放出します。
- 内部転換・核異性体転移は弱い相互作用によるβ変換ではありません。
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