74PM4|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問
放射性同位体を利用した同位体希釈分析法で正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
直接・逆・二重同位体希釈法で、標識体と非標識体のどちらを加えるかを区別します。
解説
同位体希釈分析は、標識体と非標識体を混合した後の比放射能の希釈を利用して物質量を求めます。直接希釈法は未知量の非標識試料へ既知量の標識化合物を加え、逆希釈法は未知量の標識化合物へ既知量の非標識化合物を加えます。二重希釈法でも非標識化合物を異なる量だけ加えた複数試料を用います。比放射能を測れれば定量的な全量回収は不要です。
選択肢の確認
1
1.逆希釈法では比放射能は低下しない。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 逆希釈法では非標識化合物を加えるため、混合物の比放射能は低下します。
2
2.二重希釈法は非標識化合物を加える。
判定:正答(記述は正しい)。 二重希釈法は試料を分け、それぞれへ異なる既知量の非標識化合物を加えて解析します。
3
3.直接希釈法は標識化合物の試料を分析する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 直接希釈法が対象とする未知試料は非標識であり、既知量の標識化合物を添加します。
4
4.分析による放射能濃度の変化の程度を測定する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 測るのは混合・分離後の比放射能で、単なる放射能濃度の変化だけを指す方法ではありません。
5
5.分析試料を定量するためには目的物質をすべて回収する必要がある。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 標識体と非標識体が同じ割合で回収されるため、比放射能測定では目的物質の全量回収を要しません。
覚えるポイント
- 直接希釈法=非標識未知試料へ標識体、逆希釈法=標識未知試料へ非標識体です。
- 同位体希釈法は比放射能を使うため、定量的全量回収が不要です。
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