75PM68|第75回 診療放射線技師国家試験 過去問
高 LET 放射線について正しいのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
この設問では、次の知識を判断の軸にします:高LET線は低酸素効果比・低修復性・低周期依存性が特徴です。
解説
高LET放射線は飛跡に沿って高密度の電離を生じ、複雑なDNA二本鎖切断を起こします。酸素効果比が低く、細胞周期依存性と損傷修復の影響も小さいため、低酸素や放射線抵抗性の腫瘍に有用です。
選択肢の確認
1
1.酸素効果比が高い。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 高LET線は酸素がなくても致死的損傷を作りやすく、酸素効果比は1に近づきます。
2
2.細胞周期依存性が高い。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 高LET線の生物効果は細胞周期に左右されにくく、依存性は低いです。
3
3.細胞の亜致死損傷からの回復が速い。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 高密度電離による複雑損傷は修復しにくく、亜致死損傷からの回復は小さいです。
4
4.細胞の潜在的致死損傷からの回復が速い。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 潜在的致死損傷の回復も低LET線より小さく、速いとはいえません。
5
5.放射線感受性の低い腫瘍の治療に適する。
判定:正答(記述は正しい)。 高LET線は低酸素性や通常のX線に抵抗性を示す腫瘍にも高い生物効果を得られます。
覚えるポイント
- 高LET線は低酸素効果比・低修復性・低周期依存性が特徴です。
- 高LET線は放射線抵抗性腫瘍の治療に利点があります。
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