75PM5|第75回 診療放射線技師国家試験 過去問
散乱線除去グリッドの特性評価項目と式の組合せで正しいのはどれか。 ただし、散乱線を吸収する箔の間隔をD、厚さをd、高さをh、全X線透過率をTₜ、一次X線透過率をTₚ、散乱X線透過率をTₛとする。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この設問では、次の知識を判断の軸にします:露出倍数B=1/Ttです。
解説
グリッド特性は、選択度Σ=Tp/Ts、露出倍数B=1/Tt、グリッド比r=h/D、グリッド密度N=1/(D+d)、コントラスト改善度K=Tp/Ttで整理します。公式肢2の1・Tt⁻¹は1/Ttなので正しい組合せです。
選択肢の確認
1
1.選択度 Tₛ・Tₜ⁻¹
判定:正答ではない(記述は誤り)。 選択度は一次X線透過率Tpを散乱X線透過率Tsで割るため、Ts/Ttではありません。
2
2.露出倍数 1・Tₜ⁻¹
判定:正答(記述は正しい)。 露出倍数は全X線透過率の逆数1/Ttです。
3
3.グリッド比 h・d⁻¹
判定:正答ではない(記述は誤り)。 グリッド比は箔の高さhを箔間隔Dで割るのであり、箔厚dで割りません。
4
4.グリッド密度 h・(D+d)
判定:正答ではない(記述は誤り)。 グリッド密度は単位長さ当たりの箔数なので1/(D+d)です。
5
5.コントラスト改善度 Tₚ・Tₛ⁻¹
判定:正答ではない(記述は誤り)。 コントラスト改善度はTp/Ttであり、Tp/Tsは選択度です。
覚えるポイント
- 露出倍数B=1/Ttです。
- 選択度Tp/Tsとコントラスト改善度Tp/Ttを区別します。
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