76PM59|第76回 診療放射線技師国家試験 過去問
基礎医学大要感染症とその予防感染症の種類
ウイルスによる感染症はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、感染症の原因微生物が ウイルスか、細菌などの別の病原体かを区別します。
ウイルスによる感染症は 帯状疱疹です。
帯状疱疹は、**水痘・帯状疱疹ウイルス〈VZV〉**の再活性化によって起こります。
解説
帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスによる感染症です。
初感染では水痘〈みずぼうそう〉を起こし、その後ウイルスは神経節に潜伏します。
加齢、疲労、免疫低下などをきっかけに潜伏していたウイルスが再活性化すると、神経の走行に沿って痛みや水疱が出現します。
これが帯状疱疹です。
一方、結核、梅毒、淋病、性器クラミジアはいずれもウイルスではなく、主に細菌による感染症として整理します。
ひっかけポイント
性感染症の中にもウイルス性と細菌性があります。
この選択肢では、梅毒、淋病、性器クラミジアは細菌性です。
ウイルス性として選ぶのは 帯状疱疹です。
選択肢の確認
1.誤り。
結核は **結核菌〈Mycobacterium tuberculosis〉**による細菌感染症です。ウイルス感染症ではありません。
2.誤り。
梅毒は **梅毒トレポネーマ〈Treponema pallidum〉**による感染症です。ウイルスではなく細菌に分類されます。
3.誤り。
淋病は **淋菌〈Neisseria gonorrhoeae〉**による細菌感染症です。ウイルス感染症ではありません。
4.正しい。
帯状疱疹は **水痘・帯状疱疹ウイルス〈VZV〉**の再活性化によって生じるウイルス感染症です。
5.誤り。
性器クラミジアは Chlamydia trachomatisによる感染症です。ウイルスではなく細菌に分類されます。
覚えるポイント
- 帯状疱疹は水痘・帯状疱疹ウイルスによる感染症です。
- 結核は結核菌による細菌感染症です。
- 梅毒は梅毒トレポネーマによる感染症です。
- 淋病は淋菌による感染症です。
- 性器クラミジアはクラミジア・トラコマチスによる感染症です。