77AM53|第77回 診療放射線技師国家試験 過去問
基礎医学大要感染症とその予防感染症の成立
肺結核の主な感染経路はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、肺結核の感染経路が問われています。
肺結核の主な感染経路は、空気感染です。
結核菌を含む飛沫核が空気中を漂い、それを吸入することで感染します。
解説
肺結核は、結核菌〈Mycobacterium tuberculosis〉によって起こる感染症です。
肺結核患者が咳、くしゃみ、会話などをしたときに、結核菌を含む飛沫が空気中に放出されます。
大きな飛沫は比較的早く落下しますが、水分が蒸発して小さくなった飛沫核は、空気中に長時間浮遊することがあります。
この飛沫核を吸い込むことで、結核菌が肺に入り感染が成立します。
このような感染形式を空気感染といいます。
ひっかけポイント
結核は咳で広がるため「飛沫感染」と考えやすいですが、主な感染経路は空気感染です。
飛沫核が空中に浮遊し、それを吸入する点が重要です。
空気感染と飛沫感染の違い
空気感染
- 飛沫核が空気中を浮遊する。
- 比較的遠くまで広がる可能性がある。
- 結核、麻疹、水痘などで重要。
飛沫感染
- 比較的大きな飛沫が近距離で伝播する。
- 咳やくしゃみによるしぶきを吸い込む。
- インフルエンザなどで重要。
選択肢の確認
1.正しい。
肺結核の主な感染経路は空気感染です。
結核菌を含む飛沫核を吸入することで感染します。
2.誤り。
垂直感染は、母体から胎児や新生児へ感染が伝わる経路です。
肺結核の主な感染経路ではありません。
3.誤り。
接触感染は、感染源に直接または間接的に触れることで起こる感染です。
肺結核の主な感染経路ではありません。
4.誤り。
飛沫感染は、比較的大きな飛沫による近距離の感染です。
肺結核では、飛沫核による空気感染が主な感染経路です。
5.誤り。
媒介物感染は、汚染された物品、水、食品などを介する感染です。
肺結核の主な感染経路ではありません。
覚えるポイント
- 肺結核 = 空気感染。
- 結核菌を含む飛沫核を吸入して感染する。
- 空気感染では飛沫核が空中を漂う。
- 結核、麻疹、水痘は空気感染として重要。
- 飛沫感染と空気感染を区別する。