77PM44|第77回 診療放射線技師国家試験 過去問
基礎医学大要妊娠、成長、発達、加齢成長・発達
X 線写真による小児の骨年齢評価に用いられるのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
小児の骨年齢評価では、一般に手部・手関節の X 線写真を用います。
特に、手根骨、指骨、中手骨、橈骨・尺骨遠位端の骨化や成長板の状態を評価します。
解説
骨年齢とは、骨の成熟度から評価した発育の指標です。
小児では、暦年齢と骨年齢を比較することで、成長障害、内分泌疾患、思春期早発症、成長ホルモン分泌異常などの評価に役立ちます。
骨年齢評価では、左手と手関節の X 線写真がよく用いられます。手根骨は年齢とともに骨化核が出現し、形や大きさが変化していくため、骨成熟の判定に適しています。
代表的な評価法には、Greulich-Pyle 法や Tanner-Whitehouse 法があります。
国家試験ではここを押さえる
骨年齢評価 = 手・手関節、特に手根骨と覚えます。
小児の発育評価では非常に重要な基本事項です。
選択肢の確認
1.誤り。
頭蓋骨は骨年齢評価の標準的部位ではありません。頭蓋縫合などは評価対象になり得ますが、小児骨年齢の一般的評価には手部・手関節が用いられます。
2.誤り。
下顎骨は歯の発育や顎顔面評価では重要ですが、一般的な X 線写真による骨年齢評価の標準部位ではありません。
3.誤り。
肩甲骨は骨年齢評価の標準部位ではありません。骨成熟の判定には手部・手関節の方が適しています。
4.正しい。
手根骨は小児の骨年齢評価に用いられます。手根骨の骨化核の出現、形態変化、骨端線の状態などから骨成熟を評価します。
5.誤り。
大腿骨も成長に関係する骨ですが、一般的な骨年齢評価では手部・手関節が用いられます。大腿骨単独は標準的な評価部位ではありません。
覚えるポイント
- 小児の骨年齢評価では手部・手関節 X 線写真を用います。
- 特に手根骨の骨化や成熟が重要です。
- 骨年齢は、成長障害や内分泌疾患の評価に役立ちます。
- 代表的評価法に Greulich-Pyle 法、Tanner-Whitehouse 法があります。
- 国家試験では、骨年齢 = 手根骨をまず押さえます。