78AM18|第78回 診療放射線技師国家試験 過去問
核医学診療技術学臨床核医学検査学内分泌
Na123I による 24 時間後の甲状腺摂取率で正常範囲内はどれか。
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正解: 3
正答
3.30%
問題のポイント
Na123I、つまりヨウ化ナトリウム123Iは、甲状腺のヨード摂取能を調べる検査に用いられます。
甲状腺はヨードを取り込み、甲状腺ホルモンを合成します。
そのため、投与した123Iがどれくらい甲状腺に取り込まれたかを測定すると、甲状腺機能の評価に役立ちます。
24時間後甲状腺摂取率の正常範囲
123Iによる24時間後の甲状腺摂取率は、施設や測定条件によって多少異なりますが、概ね10〜40%程度が正常範囲として扱われます。
選択肢の中で、この正常範囲に入るのは30%です。
したがって、正答は3.30%です。
他の選択肢との区別
1.0.5%
誤りです。
かなり低値です。
破壊性甲状腺炎、ヨード過剰、甲状腺ホルモン内服中などでは、甲状腺へのヨード取り込みが低下することがあります。
2.3%
誤りです。
3%も低値であり、通常の24時間後甲状腺摂取率としては正常範囲より低いです。
3.30%
正しいです。
24時間後の甲状腺摂取率として正常範囲内に入る代表的な値です。
4.60%
誤りです。
60%は高値です。
Basedow病などの甲状腺機能亢進症では、甲状腺摂取率が高くなることがあります。
5.80%
誤りです。
80%はさらに高値で、正常範囲内とはいえません。
覚えるポイント
123I甲状腺摂取率では、
- 24時間後の正常範囲はおおよそ10〜40%
- 低値:破壊性甲状腺炎、ヨード過剰、甲状腺ホルモン内服など
- 高値:Basedow病などの甲状腺機能亢進症
と整理します。
本問では、正常範囲内に入る値は30%なので、正答は3です。