78AM32第78回 診療放射線技師国家試験 過去問

画像工学医療画像画像処理

5 × 5 の画素値の分布 A を図に示す。 縦方向に平行投影で MIP 処理を行った後の投影数列で正しいのはどれか。

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正解: 3

正答

3.6 8 7 4 6

問題のポイント

MIPは Maximum Intensity Projection の略で、最大値投影法と呼ばれます。

投影方向に沿って並んでいる画素値の中から、最も大きい値だけを取り出して投影画像を作る方法です。

本問では「縦方向に平行投影」とあるため、各列ごとに縦方向、つまり i 方向に画素値を見ていき、その列の最大値を求めます。

画素値の分布

図の5×5の画素値は、行 i、列 j として次のように並んでいます。

j = 1:2,6,4,3,0
j = 2:8,1,6,2,3
j = 3:5,7,2,6,5
j = 4:3,2,4,3,3
j = 5:5,4,6,1,4

縦方向にMIP処理を行うので、それぞれの列で最大値を選びます。

各列の最大値

j = 1

2,6,4,3,0 の最大値は 6 です。

j = 2

8,1,6,2,3 の最大値は 8 です。

j = 3

5,7,2,6,5 の最大値は 7 です。

j = 4

3,2,4,3,3 の最大値は 4 です。

j = 5

5,4,6,1,4 の最大値は 6 です。

したがって、投影数列は、

6 8 7 4 6

となります。

他の選択肢との区別

1.0 1 2 2 1
誤りです。
各列の最小値に近い並びであり、最大値を選ぶMIP処理ではありません。

2.3 4 5 3 4
誤りです。
平均値や代表値のような並びですが、MIPでは各列の最大値を選びます。

3.6 8 7 4 6
正しいです。
各列を縦方向に見たときの最大値を並べたものです。

4.8 7 6 6 5
誤りです。
これは各行を横方向に見たときの最大値です。
本問は「縦方向に平行投影」なので、列ごとに最大値を求めます。

5.15 20 25 15 20
誤りです。
これは各列の和です。
MIPは加算処理ではなく、最大値を選ぶ処理です。

覚えるポイント

MIP処理では、投影方向に並ぶ画素値のうち最大値を選びます。

  • MIP:最大値を選ぶ
  • MinIP:最小値を選ぶ
  • 加算投影:値を足し合わせる
  • 平均投影:平均値を求める

本問では、縦方向に投影するため、各列の最大値を取り出します。
よって、投影数列は 6 8 7 4 6 となり、正答は3です。

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