78AM45|第78回 診療放射線技師国家試験 過去問
基礎医学大要保健産業保健
情報機器作業に関連する自覚症状で頻度が低いのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1.胸痛
問題のポイント
情報機器作業とは、パソコン、タブレット、ディスプレイ、キーボード、マウスなどを使用する作業のことです。
長時間同じ姿勢で作業したり、画面を見続けたり、手首や肩を反復して使ったりすることで、身体症状が出ることがあります。
なぜ胸痛が頻度低いか
情報機器作業で多い自覚症状は、主に目、首、肩、腰、上肢に関係します。
例えば、
- 眼精疲労
- 目の乾燥
- 頸部痛
- 肩こり
- 腰痛
- 手関節痛
- 上肢のしびれやだるさ
などです。
一方、胸痛は情報機器作業に特有の症状としては頻度が低いです。
胸痛がある場合は、筋骨格系だけでなく、心疾患や呼吸器疾患など別の原因も考える必要があります。
したがって、情報機器作業に関連する自覚症状で頻度が低いものは、1.胸痛です。
他の選択肢との区別
1.胸痛
正しいです。
情報機器作業に関連する代表的な自覚症状ではなく、頻度は低いと考えます。
2.腰痛
誤りです。
長時間の座位姿勢、姿勢不良、作業環境の不適合によって腰痛はよくみられます。
3.頸部痛
誤りです。
ディスプレイの高さが合わない、前かがみ姿勢が続くなどにより、頸部痛は起こりやすい症状です。
4.眼精疲労
誤りです。
画面を長時間見ることで、眼精疲労、目の乾き、かすみ、違和感などが生じやすくなります。
情報機器作業に関連する代表的症状です。
5.手関節痛
誤りです。
キーボードやマウス操作の反復により、手関節痛や上肢の負担が起こることがあります。
覚えるポイント
情報機器作業に関連する症状は、作業姿勢と使用部位から考えます。
頻度が高い:
- 眼精疲労
- 頸部痛
- 肩こり
- 腰痛
- 手関節痛
頻度が低い:
- 胸痛
本問では、情報機器作業に典型的な症状ではない胸痛が正答です。