78PM20|第78回 診療放射線技師国家試験 過去問
177Lu-オキソドトレオチドによる核医学治療後の患者の退出基準で、体表面か ら1 m の点における1 cm 線量当量率[μSv/h]で正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3.18
この問題のポイント
177Lu-オキソドトレオチドによる核医学治療後に、患者が管理区域から退出できるかどうかを判断する基準を問う問題です。
ポイントは、退出時に測定する線量率の条件です。
体表面から1 mの点における1 cm線量当量率 が問われています。
177Lu-オキソドトレオチド治療後の退出基準では、この値は
18 μSv/h以下
です。
したがって、正答は 3.18 です。
解説
177Lu-オキソドトレオチドは、ソマトスタチン受容体陽性の神経内分泌腫瘍などに対して用いられる核医学治療薬です。
治療後の患者体内には放射性医薬品が残っているため、周囲の人への外部被ばくを考慮して、一定の基準を満たしてから退出します。
このとき確認する代表的な基準が、
体表面から1 mの点における1 cm線量当量率
です。
177Lu-オキソドトレオチドでは、この線量当量率の退出基準が 18 μSv/h とされています。
選択肢の確認
1.1
誤りです。
1 μSv/hは本問で問われている177Lu-オキソドトレオチド治療後の退出基準ではありません。
2.5
誤りです。
5 μSv/hも本問の退出基準値ではありません。
核医学治療の退出基準は核種や治療薬ごとに異なるため、数値を混同しないようにします。
3.18
正しいです。
177Lu-オキソドトレオチド治療後の退出基準では、体表面から1 mの点における1 cm線量当量率は 18 μSv/h です。
これが本問の正答です。
4.30
誤りです。
30 μSv/hは本問で問われている基準値ではありません。
5.500
誤りです。
500 μSv/hは非常に高い値であり、177Lu-オキソドトレオチド治療後の退出基準としては不適切です。
覚えるポイント
核医学治療の退出基準では、次のように整理します。
- 患者の体内に放射性医薬品が残る
- 周囲の人への被ばくを抑えるため、退出基準が設定されている
- 177Lu-オキソドトレオチドでは、体表面から1 mの点で測定する
- 1 cm線量当量率の基準値は 18 μSv/h
この問題では、177Lu-オキソドトレオチド治療後の退出基準値を問うているため、正しい選択肢は
3.18
です。