78PM33|第78回 診療放射線技師国家試験 過去問
検像システムの確認項目で誤っているのはどれか。
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正解: 4
正答
4.検査同意書を取得していること。
この問題のポイント
検像システムで確認する内容を問う問題です。
検像とは、撮影された画像をPACSなどへ送信・保存する前に、画像内容や付帯情報に誤りがないか確認する作業です。
検像で確認する代表的な項目は、
- 患者情報が正しいか
- 撮影部位が検査オーダと合っているか
- 画像の濃淡や画質が適切か
- シリーズの順序や左右表示が正しいか
- 不要画像や撮影ミスがないか
などです。
一方、検査同意書の取得は、検査前に行う業務管理・説明同意に関係する項目です。
画像そのものを確認する検像システムの確認項目ではありません。
したがって、誤っている選択肢は
4.検査同意書を取得していること。
です。
解説
検像システムは、医用画像を確認し、正しい状態で保管・配信するために使われます。
たとえば、患者名やIDが誤っている画像をPACSへ送ってしまうと、別の患者の画像として保存される危険があります。
また、検査オーダと撮影部位が違っていたり、シリーズ順序が誤っていたりすると、診断時に混乱を招きます。
そのため、検像では画像と画像付帯情報の整合性を確認します。
ただし、検査同意書を取得しているかどうかは、検査実施前に確認すべき事項です。
検像システムの画像確認項目とは別に考えます。
選択肢の確認
1.画像の患者情報が正しいこと。
誤りではありません。
患者名、患者ID、生年月日などの患者情報が正しいかは、検像で非常に重要な確認項目です。
患者取り違えを防ぐためにも必ず確認します。
2.画像の濃淡が適正であること。
誤りではありません。
画像の濃淡やコントラスト、表示条件、撮影条件の適切さは検像で確認します。
診断に適した画像であるかを見る項目です。
3.シリーズの順序が正しいこと。
誤りではありません。
CTやMRIなどでは、シリーズの順序や画像の並びが診断に影響します。
シリーズ順序が正しいかは検像の確認項目です。
4.検査同意書を取得していること。
これが誤りです。
検査同意書の取得は、検査前の説明・同意や業務管理に関係する事項です。
検像システムで確認する画像や画像付帯情報の項目ではありません。
5.検査オーダに対して撮影部位が正しいこと。
誤りではありません。
検査オーダと実際の撮影部位が一致しているかは、検像で重要な確認項目です。
撮影部位の誤りやオーダ違いを防ぐために確認します。
覚えるポイント
検像は、画像を送る前の最終チェックです。
確認するものは、
- 患者情報
- 撮影部位
- 検査オーダとの一致
- 画像の濃淡・画質
- シリーズ順序
- 画像の向きや左右表示
です。
一方、検査同意書は検査前の説明・同意に関係するため、検像システムの確認項目ではありません。
この問題では「誤っているのはどれか」と問われているため、正しい選択肢は
4.検査同意書を取得していること。
です。