78PM35|第78回 診療放射線技師国家試験 過去問
放射線情報システムの機能に含まれないのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2.オンライン資格確認
この問題のポイント
放射線情報システム、つまりRISの機能を問う問題です。
RISは Radiology Information System の略で、放射線部門の業務を管理するための情報システムです。
RISに含まれる代表的な機能は、
- 検査予約の管理
- 検査実施情報の管理
- 撮影条件や照射録情報の管理
- 検査機器との情報通信
- PACSやHISとの連携
などです。
一方、オンライン資格確認は、患者の医療保険資格を確認する仕組みです。
放射線部門の検査管理を行うRIS固有の機能ではありません。
したがって、含まれないものは
2.オンライン資格確認
です。
解説
RISは、放射線検査の予約から実施、記録、画像システムとの連携までを管理するシステムです。
たとえば、医師が検査をオーダすると、その情報がRISに送られます。
RISでは、検査予約、検査室や装置の割り当て、検査実施情報の登録、撮影条件や照射録の管理などを行います。
また、CT、MRI、一般撮影装置などの検査機器と情報通信を行い、患者情報や検査情報を装置へ送ることもあります。
このような装置連携により、患者情報の手入力ミスを減らすことができます。
しかし、オンライン資格確認は、マイナンバーカードや保険情報を用いて医療保険の資格を確認する仕組みです。
これは医事会計や受付業務に関係する機能であり、RISそのものの機能ではありません。
選択肢の確認
1.照射録情報の管理
誤りではありません。
放射線検査での照射条件や線量情報などを管理することは、RISの機能に含まれます。
放射線部門の記録管理として重要です。
2.オンライン資格確認
これが正答です。
オンライン資格確認は、患者の医療保険資格を確認する仕組みです。
RISの代表的な機能ではないため、「含まれないもの」として正しい選択肢です。
3.検査実施情報の管理
誤りではありません。
検査を実施した日時、担当者、検査内容、実施状況などを管理することは、RISの基本機能です。
4.検査予約状況の管理
誤りではありません。
検査予約のスケジュール管理はRISの代表的な機能です。
検査室や装置の使用状況を管理するために重要です。
5.検査機器との情報通信
誤りではありません。
RISは検査機器と連携し、患者情報や検査オーダ情報を送受信します。
DICOM Modality Worklistなどを介して、装置への情報入力を支援します。
覚えるポイント
RISは、放射線部門の業務管理システムです。
RISに含まれるものは、
- 検査予約管理
- 検査実施管理
- 照射録情報管理
- 検査機器との通信
- PACS、HISとの連携
です。
一方、
- オンライン資格確認:保険資格確認の仕組み
であり、RIS固有の機能ではありません。
この問題では「RISの機能に含まれないもの」を問うているため、正しい選択肢は
2.オンライン資格確認
です。