78PM47第78回 診療放射線技師国家試験 過去問

基礎医学大要疾病と障害の基礎脳・神経系

神経鞘腫が発生する頻度が最も高いのはどれか。

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正解: 4

正答

4.聴神経

この問題のポイント

神経鞘腫がどの神経に多く発生するかを問う問題です。

神経鞘腫は、末梢神経を包むシュワン細胞由来の腫瘍です。
頭蓋内で代表的なのは、聴神経に発生する神経鞘腫です。

特に、聴神経と呼ばれる第VIII脳神経のうち、前庭神経由来の 前庭神経鞘腫 が有名です。
小脳橋角部腫瘍として画像診断でもよく出題されます。

したがって、正答は
4.聴神経
です。

解説

神経鞘腫は、脳神経や末梢神経に発生する良性腫瘍です。

頭蓋内では、聴神経、特に前庭神経から発生するものが最も代表的です。
以前は「聴神経腫瘍」と呼ばれることが多いですが、実際には前庭神経由来が多いため、前庭神経鞘腫と呼ばれます。

発生部位としては、小脳橋角部から内耳道にかけてみられることが多く、症状としては、

  • 難聴
  • 耳鳴り
  • めまい
  • 平衡障害

などが出ることがあります。

選択肢の確認

1.視神経
誤りです。
視神経は中枢神経系に属し、一般的な末梢神経のようにシュワン細胞に包まれているわけではありません。
神経鞘腫が最も多く発生する神経ではありません。

2.三叉神経
誤りです。
三叉神経にも神経鞘腫が発生することはあります。
しかし、頻度として最も高いのは聴神経、特に前庭神経です。

3.顔面神経
誤りです。
顔面神経にも神経鞘腫が発生することはありますが、聴神経に比べると頻度は低いです。

4.聴神経
正しいです。
神経鞘腫で最も代表的なのは、聴神経、特に前庭神経に発生する前庭神経鞘腫です。
小脳橋角部腫瘍として重要です。

5.副神経
誤りです。
副神経は胸鎖乳突筋や僧帽筋の運動に関係する脳神経です。
神経鞘腫が最も高頻度に発生する部位ではありません。

覚えるポイント

神経鞘腫といえば、まず 聴神経 を思い浮かべます。

  • 神経鞘腫:シュワン細胞由来
  • 頻度が高い:聴神経、特に前庭神経
  • 代表疾患:前庭神経鞘腫
  • 好発部位:小脳橋角部、内耳道
  • 症状:難聴、耳鳴り、めまいなど

この問題では、神経鞘腫が最も多く発生する神経を問うているため、正しい選択肢は
4.聴神経
です。

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