78PM57|第78回 診療放射線技師国家試験 過去問
内部被ばくが生じる検査はどれか。
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正解: 1
正答
1.PET/CT
この問題のポイント
内部被ばくと外部被ばくの違いを問う問題です。
内部被ばくとは、放射性物質が体内に入って、体の中から放射線を受けることです。
PET/CTでは、FDGなどの放射性医薬品を体内に投与します。
そのため、体内に入った放射性医薬品から放射線を受け、内部被ばくが生じます。
したがって、正答は
1.PET/CT
です。
解説
PET検査では、陽電子を放出する放射性医薬品を静脈注射します。
代表的なものは、18F-FDGです。
体内に投与された放射性医薬品は、臓器や病変に分布します。
その放射性医薬品から放出される放射線を検出して画像を作るため、PETでは内部被ばくが生じます。
また、PET/CTではCT撮影も行うため、CTによる外部被ばくも加わります。
しかし、この問題で問われている「内部被ばくが生じる検査」としては、放射性医薬品を体内に投与するPET/CTが該当します。
選択肢の確認
1.PET/CT
正しいです。
PET/CTでは放射性医薬品を体内に投与します。
体内に入った放射性医薬品から放射線を受けるため、内部被ばくが生じます。
2.造影MRI
誤りです。
MRIは磁場と電波を用いる検査であり、電離放射線を使いません。
ガドリニウム造影剤などを使用しても、それは放射性物質ではないため、内部被ばくは生じません。
3.乳房X線撮影
誤りです。
乳房X線撮影では、体外からX線を照射します。
これは外部被ばくであり、放射性物質を体内に投与する内部被ばくではありません。
4.造影超音波検査
誤りです。
超音波検査は音波を用いる検査であり、電離放射線を使いません。
造影超音波で用いる造影剤も放射性医薬品ではないため、内部被ばくは生じません。
5.上部消化管造影検査
誤りです。
上部消化管造影検査では、バリウムなどの造影剤を用い、体外からX線を照射して観察します。
X線による外部被ばくはありますが、造影剤は放射性物質ではないため、内部被ばくではありません。
覚えるポイント
内部被ばくは、放射性物質が体内に入る検査で起こります。
- PET/CT:放射性医薬品を投与する → 内部被ばくあり
- SPECT:放射性医薬品を投与する → 内部被ばくあり
- 一般X線撮影、CT、乳房X線撮影:体外からX線 → 外部被ばく
- MRI、超音波:電離放射線を使わない
この問題では、内部被ばくが生じる検査を選ぶため、正しい選択肢は
1.PET/CT
です。