36AM48第36回 管理栄養士国家試験 過去問

食べ物と健康第36回午前・問43〜67

油脂類に関する記述である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

脂肪酸組成と融点、マーガリン類の油脂含量、サラダ油と硬化油の製造法を整理します。

解説

やし油はラウリン酸などの飽和脂肪酸を多く含みます。一方、なたね油はオレイン酸などの不飽和脂肪酸が多いため、飽和脂肪酸の割合はやし油の方が高くなります。

一般に飽和脂肪酸の割合が高い油脂ほど融点が高く、牛脂は豚脂より融点が高い傾向があります。マーガリンは油脂含量80%以上、ファットスプレッドは80%未満です。サラダ油は低温で固まる成分を除く脱ろう処理を行います。硬化油は不飽和結合に水素を添加して飽和度を高め、融点を上げた油脂です。

選択肢の確認

1.豚脂の融点は、牛脂より高い。
誤り。豚脂は牛脂より不飽和脂肪酸の割合が高く、融点は低い傾向があります。

2.やし油の飽和脂肪酸の割合は、なたね油より高い。
正しい。やし油は飽和脂肪酸を多く含み、なたね油よりその割合が高い油脂です。

3.ファットスプレッドの油脂含量は、マーガリンより多い。
誤り。ファットスプレッドの油脂含量は80%未満で、80%以上のマーガリンより少なくなります。

4.サラダ油の製造では、キュアリング処理を行う。
誤り。サラダ油では、低温でも澄んだ液状を保つため、ろう分などを除く脱ろう処理を行います。キュアリング処理ではありません。

5.硬化油の製造では、不飽和脂肪酸の割合を高める処理を行う。
誤り。硬化油は不飽和結合へ水素を添加し、不飽和度を下げて飽和度を高めます。

覚えるポイント

  • やし油は飽和脂肪酸が多く、なたね油は不飽和脂肪酸が多い油脂です。
  • ファットスプレッドは油脂含量80%未満、マーガリンは80%以上です。
  • サラダ油は脱ろう、硬化油は水素添加によって製造します。

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