37PM105第37回 管理栄養士国家試験 過去問

栄養教育論第37回午後・問98〜110

K市の介護予防教室を修了した高齢者が、定期的に体操を行うセルフヘルプグループを立ち上げた。その組織活動を発展させていくために市の管理栄養士が行った活動である。組織をエンパワメントする支援として、最も適切なのはどれか。 1 つ選べ。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

セルフヘルプグループの組織活動を発展させるために、組織をエンパワメントする支援として最も適切なものを選ぶ事例問題です。

解説

この事例では、高齢者が自主的に立ち上げた体操のグループを、さらに発展させることが目標です。制約として、管理栄養士が主導しすぎず、組織自身の力を引き出すことが求められます。

エンパワメントとは、当事者や組織が自分たちの力に気づき、主体的に問題解決していけるよう後押しすることです。管理栄養士が代わりに進めるのではなく、組織が自信と達成感を得て自立的に活動できるように支えます。

市民の前で体操を披露し発表してもらうことは、成功体験や自信、社会的な承認につながり、組織の主体性を高めます。これがエンパワメントの支援に当たります。

選択肢の確認

1.他地域で同様の活動を行う組織の様子を紹介し、自分たちの特徴と課題を考えるように促した。
最も適切とはいえない。情報提供と気づきの促しであり、有用ではありますが、組織自身の達成感や主体性を直接高める支援としては2に劣ります。

2.市民の集まる場で、体操の様子を披露する機会を作り、発表してもらった。
最も適切である。発表の場を通じて自信や達成感、周囲からの承認を得られ、組織の主体性と力を高めるエンパワメント支援です。

3.次年度の活動を考える会議で、話し合いの進行役を担った。
最も適切とはいえない。管理栄養士が進行を担うと組織の主体性が育ちにくく、エンパワメントとは逆方向です。

4.体操に加え、食生活に関する活動を進めてもらうために、情報提供を行った。
最も適切とはいえない。活動内容を増やす提案であり、組織自身の力を引き出す支援とはいえません。

覚えるポイント

  • エンパワメントは当事者・組織が主体的に力を発揮できるよう後押しすること。
  • 支援者が主導しすぎない。組織の成功体験や自信を育てる。
  • 発表・承認の機会は組織の主体性を高める有効な手段。

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