37PM116第37回 管理栄養士国家試験 過去問

臨床栄養学第37回午後・問111〜136

BMI 17.5 kg/m²の患者。むせるので食事はつらいとのことで、嚥下障害による経口摂取量の不足と評価した。嚥下調整食について本人と家族に指導し、むせの状態や食事摂取量、体重の経過を観察することとした。この症例におけるSOAP とその内容の組合せである。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。

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正解: 5

正答

5

この問題のポイント

嚥下障害の患者について、記録法SOAPの各項目(S・O・A・P)と記載内容の組合せで、最も適当なものを選ぶ事例問題です。どの情報がどの項目に入るかを判断します。

解説

SOAPは、S(主観的情報=患者の訴え)、O(客観的情報=検査値や測定値)、A(アセスメント=評価・判断)、P(計画)で構成されます。

Pはさらに、Dx(診断計画・モニタリング計画)、Rx(治療計画)、Ex(教育計画)に分けられます。本人と家族への指導は教育計画(Ex)に当たります。

この患者では、BMI 17.5はO、経過を観察することはモニタリング計画、嚥下調整食の指導は教育計画です。

選択肢の確認

1.S ── BMI 17.5 kg/m²
最も適当とはいえない。BMIは測定によって得られる客観的情報なのでOに入ります。Sは患者の主観的な訴えです。

2.O ── 嚥下障害による経口摂取量の不足と評価した。
最も適当とはいえない。「評価した」という判断はA(アセスメント)に入ります。Oは客観的な事実・数値です。

3.A ── むせるので食事はつらい。
最も適当とはいえない。患者本人の訴えなのでS(主観的情報)に入ります。Aは評価・判断です。

4.P(治療計画) ── むせの状態や食事摂取量、体重の経過を観察する。
最も適当とはいえない。経過を観察することはモニタリング計画(Dx)に当たります。治療計画(Rx)は栄養補給法など直接の介入内容です。

5.P(教育計画) ── 嚥下調整食について本人と家族に指導する。
最も適当である。本人と家族への指導は教育計画(Ex)に当たり、項目と内容が一致します。

覚えるポイント

  • Sは患者の訴え、Oは検査値・測定値。
  • Aは評価・判断、Pは計画。
  • Pのうち指導は教育計画、経過観察はモニタリング計画。

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