40AM1|第40回 管理栄養士国家試験 過去問
社会・環境と健康第40回午前・問1〜16
Winslow は、公衆衛生を「 A によって、疾病を予防し、寿命の延長を図り、身体的ならびに精神的能力を増進するための科学と技術」であると定義している。 A に当てはまる語句として、最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
Winslow による公衆衛生の定義の空欄補充です。公衆衛生の主体が「社会・地域の組織的な取り組み」である点を問うています。
解説
公衆衛生とは、個人だけの努力ではなく、社会全体で協力して健康を守る仕組みのことです。
Winslow は公衆衛生を「地域社会の組織的な努力によって、疾病を予防し、寿命の延長を図り、身体的ならびに精神的能力を増進するための科学と技術」と定義しました。
キーワードは「組織的な努力(organized community efforts)」です。個人の力ではなく、地域社会が組織として取り組む点が公衆衛生の特徴です。
ひっかけ注意。「個人の行動」は公衆衛生ではなく個人の健康管理の視点です。定義の主語は集団・社会である点を押さえましょう。
選択肢の確認
1.個人の行動と健康状態の改善
適当でない。公衆衛生は個人ではなく地域社会の取り組みを主体とします。
2.社会環境の質の向上
適当でない。方向性は近いですが、Winslow の定義の語句とは一致しません。
3.自然に健康になれる環境
適当でない。ヘルシーピープルなどの理念に近い表現で、この定義の語句ではありません。
4.地域社会の組織的な努力
最も適当。Winslow の定義の空欄に当てはまる語句です。
5.生物心理社会モデル
適当でない。疾病を身体・心理・社会の面からとらえる別の概念で、この定義の語句ではありません。
覚えるポイント
- Winslow の公衆衛生の定義のキーワードは「地域社会の組織的な努力」
- 公衆衛生は個人ではなく社会・集団を主体とする
- 目的は疾病予防・寿命延長・身体的精神的能力の増進