40AM51|第40回 管理栄養士国家試験 過去問
食べ物と健康第40回午前・問43〜67
細菌性食中毒及びウイルス性食中毒に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
細菌性・ウイルス性食中毒の原因菌の毒素、増殖条件、発生原因、季節性を問う問題です。
解説
エルシニア・エンテロコリチカは低温でも増殖できる菌で、0〜5℃の冷蔵庫内でも増えることができます。豚肉などが原因になりやすいです。
各菌の毒素や特徴を整理しましょう。腸管出血性大腸菌はベロ毒素(志賀毒素)、フグ毒はテトロドトキシンです。混同しないようにしましょう。
選択肢の確認
1.腸管出血性大腸菌は、テトロドトキシンを産生する。
誤り。腸管出血性大腸菌が産生するのはベロ毒素(志賀毒素)です。テトロドトキシンはフグの毒です。
2.エルシニア・エンテロコリチカは、0〜5℃で増殖する。
最も適当。低温でも増殖できる菌で、冷蔵温度でも増えます。
3.ボツリヌス菌による食中毒は、主に鶏肉の生食により発生する。
誤り。ボツリヌス菌は缶詰・瓶詰・真空パックなど酸素の少ない環境で問題になります。鶏肉の生食で多いのはカンピロバクターです。
4.セレウス菌が産生する嘔吐毒は、通常の加熱調理で不活性化される。
誤り。セレウス菌の嘔吐毒(セレウリド)は耐熱性が高く、通常の加熱では不活性化されません。
5.ノロウイルスによる食中毒は、冬期に比べ夏期に多発する。
誤り。ノロウイルスは冬期(11〜2月頃)に多発します。
覚えるポイント
- エルシニアは0〜5℃の低温でも増殖する
- 腸管出血性大腸菌はベロ毒素、フグ毒はテトロドトキシン
- セレウス菌の嘔吐毒は耐熱性、ノロウイルスは冬に多発