41AM52|第41回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
診断や治療に用いる超音波が生体内を伝搬するときの一般的な性質について誤っているのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
生体内超音波の減衰、屈折、反射、音速と周波数の関係を確認します。
解説
一般に生体内では高周波の超音波ほど減衰が大きくなります。音速がほぼ一定なら、周波数が高いほど波長は短くなるため、波長が長い成分ほど減衰しやすいという記述は逆です。
超音波の減衰には吸収、散乱などが関与します。境界では音速差により屈折し、固有音響インピーダンス差により反射します。
選択肢の確認
1.波長が長い周波数成分ほど減衰しやすい。
正答。記述としては誤り。
一般に短波長、すなわち高周波成分ほど生体内で大きく減衰します。
2.音速の異なる組織の境界で屈折が起こる。
記述としては正しい。
斜入射した超音波は媒質間の音速差によって進行方向が変わります。
3.減衰は散乱以外の原因でも起こる。
記述としては正しい。
減衰には散乱だけでなく、組織での吸収なども含まれます。
4.生体組織(骨やガスを除く)中の音速は1500 m/s程度である。
記述としては正しい。
軟部組織の代表音速は約1540 m/sで、概算では1500 m/s程度です。
5.固有音響インピーダンスの異なる組織の境界で反射が起こる。
記述としては正しい。
音響インピーダンス差が大きい境界ほど反射が強くなります。
覚えるポイント
- 超音波は高周波ほど減衰しやすく、深達度が低下します。
- 反射は音響インピーダンス差、屈折は音速差に関係します。
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