42AM16|第42回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
図の回路において,スイッチ S を閉じてから 20 ms 後の抵抗両端電圧[V]に最も近いのはどれか。ただし,スイッチを閉じる前のコンデンサは充電されていないものとし,自然対数の底 e は 2.7 とする。

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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
直列RC充電回路の時定数と、抵抗電圧の指数減衰を使います。
解説
スイッチを閉じた直後は未充電コンデンサが短絡に近く、抵抗両端には2 Vがかかります。充電が進むと電流が減少し、抵抗電圧は指数関数的に0 Vへ近づきます。
計算の流れ
- 使う公式:時定数τ = RC、抵抗電圧Vᵣ = E × e^(-t/τ)です。
- 単位変換:20 kΩ = 20 × 10³ Ω、1 μF = 1 × 10⁻⁶ Fです。
- 代入:τ = 20 × 10³ × 1 × 10⁻⁶ = 20 × 10⁻³ s = 20 msです。
- 計算:t = τなのでVᵣ = 2/e ≒ 2/2.7 ≒ 0.74 Vです。
- 選択肢:0.74に対応する3を選びます。
図で見るポイント
2 V電源、スイッチS、1 μFコンデンサ、20 kΩ抵抗が1つの直列ループを作っています。
選択肢の確認
1.0.37
誤り。
0.37はe⁻¹のおよその値ですが、電源電圧2 Vを掛ける必要があります。
2.0.63
誤り。
0.63は1-e⁻¹のおよその値で、抵抗電圧の計算結果ではありません。
3.0.74
正しい。
Vᵣ = 2/2.7 ≒ 0.74 Vです。
4.1.0
誤り。
1時定数後の抵抗電圧は初期値の約37%で、1 Vではありません。
5.2.0
誤り。
2.0 Vはスイッチを閉じた直後の抵抗電圧で、20 ms後には低下しています。
覚えるポイント
- RC回路の時定数はτ = RCです。
- 1時定数後の抵抗電圧は初期値の約37%です。
- コンデンサ電圧は上昇し、抵抗電圧は低下します。
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