42PM14|第42回 第2種ME技術実力検定試験 過去問

Ⅰ 基礎的知識MEの基礎となる理工学的知識基礎的知識/理工学的知識

図の回路に正弦波電圧(実効値 2.8 V,角周波数 1 × 10³ rad/s)を入力した。出力電圧(実効値)はおよそ何 V か。

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正解: 5

正答

5

この問題のポイント

抵抗とコンデンサからなるRCローパス回路で,コンデンサのリアクタンスと電圧分圧を計算します。図では出力がコンデンサ両端から取られています。

解説

使う値は R = 1 kΩ = 1000 Ω,C = 1 μF = 1 × 10⁻⁶ F,ω = 1 × 10³ rad/sです。コンデンサのリアクタンスの大きさは,

Xc = 1/ωC = 1/(10³ × 10⁻⁶) = 1000 Ω

です。RとXcがどちらも1000 Ωなので,入力に対するコンデンサ両端電圧の比は,

Xc/√(R² + Xc²) = 1/√2

です。したがって,出力は 2.8/√2 ≈ 2.0 V です。

図で見るポイント
1 kΩは直列,1 μFは出力端子と共通線の間に接続され,出力はコンデンサ両端です。

選択肢の確認

1.0.5
誤り。
計算値2.0 Vの4分の1であり,RCのインピーダンス分圧と一致しません。

2.0.7
誤り。
出力比は1/√2であり,出力電圧自体が0.7 Vになるのではありません。

3.1.0
誤り。
R = Xcでも電圧は単純に2等分されず,位相差を考慮して1/√2倍となります。

4.1.4
誤り。
2.8 Vの2分の1に相当しますが,正しい出力比は1/√2です。

5.2.0
正しい。
Xc = R = 1000 Ωなので,2.8 V × 1/√2 ≈ 2.0 Vとなります。

覚えるポイント

  • コンデンサのリアクタンスは Xc = 1/ωC である。
  • R = Xc のとき,各素子の電圧の大きさは入力の1/√2倍である。

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